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みーんなそろって学校へ行きたい!?「医療的ケア」が必要な子どもたちの願い日本に学校へ行きたくてもいけない子が?
 この本を読むまで、義務教育が充実している日本で「学校へ行きたい」と願っても、難しい子どもが何千人もいることなど、とても信じられなかった。

 医学の進歩とは裏腹に、「医療的ケア」が必要な子供たちとその介護者への援助は遅れていると思う。

 あとがきに「医療的ケア」の必要な子をもつ保護者の意見として
「後々のケアが十分でないのなら救命などして欲しくない。生きて地獄を味わうような医療技術の進歩など少しも人間の幸福にはつながらないと思う」というのがあった。

 しかし、これは
「障害が残るような子どもの救命ならやめてほしかった」
という後悔より、
「生きて地獄を味わわなくてはならない社会から私たち親子を救い出して欲しい!」
 という、母親のSOSだと思う。

 いろいろな事情で、やっと
念願の子供を授かった母親なら、なおさらだ。

 高齢出産が増えている昨今、「障害を持つ可能性が高い」という理由で、将来を悲観し、子どもをあきらめる夫婦も多い。

 「命」を選別しなくても済む世の中であって欲しいと願う。




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